どうも、刀です。
ゴールデンウィークですねぇ。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
僕はですね、自分なりに「充実して過ごした」という実感を残したいが為に見たい映画をレンタルして見るというのをしております。
そこで今年見た作品について少し書いてみようかなと思い、記事にしました。
ちなみに去年は「ソーセージ・パーティ」という作品を見ました。感想とか書いてないけど気になる方は見てみてください。ちなみにR-15でございます。いやぁこれもすごかったわ・・。
さてさて記事のタイトルにもあるように今回見た作品は「ザ・サンド」という作品です。ざっくりとした説明までにひとまず予告を見ていただければと思いますのでどうぞ。これがあるだけで相当の説明を省ける。
グロテスクな表現があるので苦手な方は再生するのを控えていただければと思います(若干の本末転倒)
予告を見れていない方にも分かるように説明しますと「海岸の砂浜に足をつけたら砂に食われた(全身丸ごとじわじわ飲まれていくで事実上の死)。逃げられないぜどうするどうする」って話ですね(ざっくり)。サメとかそういう生物が猛威を振るうんじゃなくて砂ですよ。砂浜。これはもうそそられるでしょうよ。得体が知れなさすぎる。
というかね、この予告で本編まである。正直これ見れば本編見たようなもんですよ。
さてここで興味を持たれた方は読むのをやめてこれを見る手立てをしてください。
興味を持ったうえで「自分で見なくていいや」って方は続けてご覧いただければ・・。
感想(内容ネタバレ含む)
端的に申しますとB級映画イェーイって感じでした。
そもそも僕があまりこういった類の映画を見たこと無いのがそうさせたのかは分かりませんが「それはどうしてそうしているの?」って描写が多々見られて・・。
ざっくりと出来事に合わせて話の流れを書きますと
① パリピによるパリピのためのパーティ
② パーティから一夜明けたビーチ。砂浜の様子がおかしい
③ 砂浜のベンチで寝ていた女性、砂に足をつけるや否や砂に飲まれる。
④ それを助けようとした男性、同じように砂に食われつつ飲まれる。状況把握と共に一同絶望。
⑤ 砂が人(肉)を食うなら、と閃き砂浜にウィンナーを投げる。そして食われない箇所発見。がしかし現状そこまで移動する手段がないので意味なし。
⑥ 我慢が限界に達した男、サーフボードを砂浜に置いて移動を試みるも腹部を若干砂に食われる(でも生きてた)
⑦ 車に残っていた女性、トランクにスマホがあることに気づき、車上から開けられないか試みる。
⑧ ここで砂浜をパトロールに来た警官(?)登場。一同に希望の光
⑨ 砂浜のことを信じない警官。不意に落としたものを拾い砂浜に食われてしまう。一同再び絶望。
⑩ 警官の車に乗って脱出!と提案した男が砂へ落下。その後どうにかして警官の車まで移動するも移動中に女性1人が砂へ落ちる。
⑪ 全員が車に乗ろうとしたその時、砂から巨大な触手が。怒り狂って油?をぶち撒けて触手を焼き払う女性。
⑫ 触手の動きが静まり車で一晩を過ごす。
⑬ 朝になりサーファーらしき男が車に訪ねてくる。そこで砂浜が歩けると知り女性2人が安堵し車から出てくる。サーファーが車に残った男を見て絶句→エンドロール
以上です。終わり方が釈然としなくて衝撃のラストでしたね。多分死んでたんじゃないかと勝手に考えていますが。
少しずつ掘り下げて書きましょう。上記の丸数字の番号で説明していいきます。もう内容ガッツリ書きますよ。ええ。
まず①のパーティシーンから。予告の冒頭にも入っていますがあのバカ騒ぎが5分近く続きます(マジで)。外国はすごいですねぇ。
ちなみにこのシーンで女性が水着からポロリをするシーンがあります。特にボカシやモザイクはなくしっかりと写っていました。外国はすごいですねぇ。
で②ですが予告で言うと女性が鳥を見て「Oh my god..」って言っている辺りですね。砂浜に人っ子一人いなければ鳥が飛べなくなっていて砂浜に消えていく。ワォ。
この時点でビーチにいるのは8人。男女比はちょうど4:4。
車には男2女2、監視塔に男1女1、砂浜のベンチに女1、砂浜のドラム缶にぶち込まれている男1となっています。
予告だとドラム缶での描写がありませんが予告の53秒、1分3秒あたりに写っている丸々とした彼です。ちなみに彼も彼で左頬に男性器の落書き
がされているというどんだけ救われないんだコイツはって状態になっています。最終的には死ぬし。
③で砂浜のベンチにいた女性、マーシャが砂に飲まれていきます。予告45秒辺りで「あれ足が抜けない、なんだこれ」みたいなことやっている彼女です。ちなみに予告版では水着をつけていますが本編では水着は下しか付けていなかったです。丸出しだよ。外国はすごいなぁ。
④まだこの時点では③のマーシャがやべぇって状態に車に乗っていた男、ヴァンスが車から飛び出しマーシャを助けに。ちなみに車は動かない。
勇敢なのはいいけどこういう場合真っ先に死ぬタイプでしたね。
文字通り砂に右半身を食われ砂に飲み込まれていきます。なんか目とかとれて血まみれになっていた。予告にもチラッと写っていますね。
⑤ではマーシャもヴァンスも死んでやべぇよどうするんだよこれと一同が絶望。目を覚ましたドラム缶の男、ギルバートも訳分からないのとドラム缶に詰まった体が痛くてブチ切れ。何とかなだめて打開案を練る。
そして海岸で奇妙なものを見つける。それは何者かの卵。ギルバートとヴァンスが持ってきたようです。元凶ですねこれ。
そんな何かの卵から生まれたモンスターの大きさを調べるためにパーティで残っていたウィンナーを砂浜に投げる。すると数カ所に投げたものは砂浜に食われ沈んでいったものの1箇所だけはそうならなかった。が、それが遠いのでそこまで行けない、諦めようとなりました。
じゃあこのシーンなんだったんだ・・。
⑥では車にいた男、ジョナが「我慢の限界だ」と宣言しビーチに置いてあるテーブルまでの移動を試みます。触れなきゃいいという理論からサーフボードを2個使いうまいこと移動しますがテーブル目前でボードがずれていきお腹をじわじわと砂から伸びてきた触手に食われてしまいます。
それでもなんとかテーブルに避難成功。お腹が膿んでいるような感じになってこれはこれでグロい。
痛みの表現として「クラゲに刺された時の何千倍も痛い」とのこと。
ちなみにここでジョナが「焚き火をした灰の部分には触手は出てこれない」ということを発見。これがラストで攻略の鍵となったのでしょうか。何とも言えないけど。
⑦では車にいた女性2人、ロニーとシャンダが協力をして車のトランクにあるスマホを取り出そう、と。しかし車上からでは開けられずロニーが指をトランクに挟んでしまう自体に。めっちゃ痛そう・・。
そんな中、⑧ではビーチパトロールの方(警備員?警官?)が砂浜を車で走って颯爽と登場。ようやく外部から人間が来たわけですが、元々ビーチは閉鎖されているのをパリピが乗り込んでいたのでそもそも人が来るなんてことは無かったんですよ。ラッキーですね。
が、そんなパリピが「砂にモンスターが居る!」「応援を呼んでくれ!」といったところで信じることもなく「お前らが薬をやっているのはよく分かった」と一蹴。外国ってすごいなぁ。
⑨そんな警官さんは靴を履いていたので砂に食われないというジャッジ。普通に砂浜を歩いて移動していきます。ガバガバすぎん?
逆になんでみんな裸足なんだよ。どっかにビーサンくらいあるだろ・・。
普通に歩いて「面倒事は厄介なので早くこちらに来てくれたらこのことは音沙汰なくしといてやる」と提案しますが「砂には行けない」と全員が断るので警官さんも呆れて催涙スプレーをかけるぞ、と脅そうとした時にそれを砂に落としてしまします。終わったー!!
拾おうと腕を伸ばし右腕を食いちぎられる警官さん。そのまま痛みで膝をついてしまいあっさりと砂の中へ。希望の光、一瞬で消えた。
⑩では監視塔にいた男、ミッチが「警官は靴履いてたら歩けたしタオル巻いてビーチパトロールの車まで行けば助かる!」と車からタオルを受け取っていたところ、監視塔の柵が腐っており、そこが崩れて砂へ落下。ペースが早い。ミッチ・・。
その崩れた柵は触手に食われなかったのを見て監視塔に残っていた女性、ケイリーが柵を渡って車まで移動しよう!と提案。
慎重に渡っていき途中のテーブルにいたジョナも一緒に移動させる。その間にトランクに手を挟んだロニーが足を滑らせ砂浜に落ちてしまい、あろうことかドラム缶から流れ出した血に触手が反応しギルバートもドラム缶の中から引き抜かれ砂に消えて行きました。なんだここの怒涛の展開。
というかギルバートが不憫でならない。こいつずっとドラム缶にいた上に左頬に男性器の落書きをされ、必死でドラム缶の厚に耐えていたのにあっさりと・・。
⑪結果ジョナとケイリーとシャンダの3人で車に逃げ込むことに。シャンダが先に車にたどり着いたのですが砂から明らかに今までの比にならない大きさの触手が出てきて車にたどり着くもシャンダは気絶。そのまま夜になってしまいます。
夜になりシャンダは目覚めどうにか3人で車へ、とケイリーがジョナを乗せ最後にケイリーが乗ろうとしたところで巨大な触手がドドーン!予告の1分20秒のとこで青白い触手と対峙しているシーンがそうです。
しかしここでケイリーの怒りが爆発。車に積んであった油(ガソリン?)を車の周りにバラ撒き、監視塔から持ってきていたマッチで火を点け触手は大炎上。突然ここまでのことやるとは・・。
そこからどうにか車内に逃げ込み窓越しにガンガンアタックしてくる触手の猛攻も止み、彼女たちは眠りにつきます。
あんだけの大きさあったら車ごと破壊したりできたんじゃないかなぁ。触手くん、ツメが甘くないかい?
⑬そして朝になり車の窓をノックするサーファー。それに応え恐る恐る砂浜に足をつけるケイリー。あのモンスターがいなくなったことを確信しシャンダと車を降りる。サーファーが「お前は降りないの?」的なことをジョナに聞くも「あっ(察し)」となり本編は終了。
多分ジョナは死んだ。ということなんでしょう。釈然としねぇなぁ・・。
それにモンスターも結局どうなったのかって。燃えて死んだんでしょうかね。この謎の残り加減が何とも。ツッコめばもっと色々出てくるんですけどやめておきましょう。
ということでザ・サンドの感想でした。いやぁ衝撃的でしたね。
なんとなく釈然としなかったのでアレですがこれもこういった作品の醍醐味かと(は?)
本当はサメ映画が見たかったのですが、やはりみんな考えることは同じなんでしょうね、大方借りられていたので断念です・・。
またこういった機会があれば映画の感想を書くのも面白いかなぁと思います。
こういったB級映画、ブッ飛んでいればブッ飛んでいるだけ面白いので何かそういった作品を知っているという方いらっしゃいましたらコメント等よろしくお願いします。
では、また