迷走をひとにぎり

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【キング/ギーツ】映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐/王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘヴン 感想~王とスターの強さとは~

どうも!刀です!

 

 

7月28日より仮面ライダーギーツ・王様戦隊キングオージャーの映画『映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐/ 王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘヴン』が公開となりました!

 

geats-ohger-23movie.com

 

 

ギーツは英寿が4人に分裂!?黒いギーツが登場!?キングオージャーはギラが主シュゴッタムの王になった戴冠式に死の国ハーカバーカの案内人が現れ...!?というものに。

今回はその中で気になったことやら感想についてざっくりと書いていきます!

もちろん中身についてがっつり触れていくのでネタバレが嫌な方はお控えください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画 仮面ライダーギーツ 4人エース黒狐

 

いやぁ・・・・。これぞ夏映画というか、ギーツの集大成的なところを見せられたなぁ・・と引き込まれましたね。

 

 

浮世英寿ガチ勢多すぎ世界

いやもう本当これ。開幕のただの鈴木福さんジーンから始まり、「こんなの英寿(ギーツ)じゃない!!」と各世界で嘆くプレイヤーたち。

英寿を好きだから、信頼しているからこそのセリフであり、それだからこそのギーツワンネス。

 

個人的にはやはり道長の呆然としていたのがなんとも。

バックルもマグナムシューターも文字通りぶん投げていつものスマートさのかけらのない力任せのスタイル。そりゃあ「こんなのギーツじゃねぇ!!」って心から叫んじゃうってもんですよ。ラッキーハッピー!!

 

これにとどまらずツムリちゃんも、冴さんも、一徹さんもみーーーんな英寿(ギーツ)を信じ信頼している。

・・いやこれ多分主人公の状況においては普通なんだろうけど・・なんだろうな・・この・・・みんな英寿のこと好きすぎる気がするんだよな・・・なんでだろう・・・ジーンが冒頭で出てきたからかな・・我々もオーディエンスにされてるからかな・・?

 

 

それこそクロスギーツに取り込まれなかった〝残りカス〟の英寿ですが、あれは心とか信頼の英寿なんですかね。劇中で明言してたっけ・・・?

運も力も知恵も無く、マークIXにもなれていない状態でのギーツワンネスだったわけですが、景和たちの思いが強くなればなるほど、さらには入場者特典であるギーツワンネスコアを持っている我々からも力を受けていて、どんどんギーツワンネスも強くなっていく...というがんばえーぷいきゅあー!方式な演出になっていましたね。

こちら側を最初にオーディエンスにしたことでこの文脈を可能にしたのも上手いことやったなぁ~~と思いましたね。

 

ここまで本編を通してもこちら側がオーディエンスと感じさせてもそれを直接(?)どうこうできることはなく文字通り見てるだけだったんですけど、それが良い感じに活かせたなと。

 

 

・・・これ特典第2弾になったら作用しづらいのちょっとアレですね・・。

 

しかしマークIXでなく、マークIIIの半端状態のような感じでしたが、それを上回るほどオーディエンスや参加プレイヤーの思いが強かったんだな・・と思いましたね。

ぶっ飛ばされて全員と出てくるの好きすぎるんよ・・。

 

 

 

自分は29日に観に行ったのですが、前日の時点でこの情報が出てるのを見て「あ!!!もしやこれワンネスの姿か!!??でもギーツのまんまじゃん・・・・あ!!もしやこれゼロワンやセイバーみたいに初期フォーム見た目の最強フォームのタイプか!!」と勝手に汲み取り「そうか・・劇中では出さないけど映画でこのフォームのやつ出すのか~なるほどな~」と思っていたのですが映画見てたらしっかり姿の変わったギーツワンネスが出てきて「あれ!!!!????」ってなりました。私だけでしょうか・・?

 

 

そしてギーツワンネスを見た感想はゴースト グレイトフル魂でしたね。

各ライダーたちのライダークレストが色々な部位に映し出されている様はまさにグレイトフル。比べちゃうと大分足りないけど。ケンゴウ ハッケン キョショウニオウサマ。

それゆえに各ライダー、というかバックルの力とか使えるのかな~と思ってたけどシンプルに思いの力でしたね。

 

今回の世界滅亡ゲームに抜擢されたロポ/冴さん、ケイロウ/一徹さんはワンネスの色合いに青と白を入れるためのメンバーだったのかなぁと。

白色ならダパーンとかでもいいんでしょうけど、ギーツワンネスの心・信頼と言った部分だと当てはまらないんだろうなぁと。茶色の差し色とかもあれば・・ね・・・ナッジスパロウも・・無いね・・。さすがにね・・・。

 

 

 

世界滅亡RTA走者 メラとメロ

今回の敵となる未来からの存在 メラとメロ。

世界の滅亡のタイムを競う世界滅亡RTA走者な2人。

 

演じるのはチョコプラの長田さんとルパパトでルパンイエローを演じていた工藤遥さん!くどぅー!!

とかく長田さんのコントを演じているような、遊んでいる感がめちゃくちゃ良くてコミカルに見えつつも圧倒的に強い、の感じが出ていて良かったですね。楽しそうに狂ってるやつが一番怖かったりする。

 

くどぅーも同じように楽しんで世界滅亡だー!ってやってる感じがすげぇ好きでした。

そしてクロスギーツがギーツワンネスに負けそうとなった途端に冷めて、巨大化だけさせてその場を後に。加えてそのまますべてを丸っと爆発させて終わらせようと試みるもツムリちゃんの飛び蹴りによりあえなく未遂に終わる。

ツムリちゃん役の青島心さんは特技が少林寺拳法らしいのでそれが活かされた(???)のでしょう。もうそのまま変身してはどうか?

 

ギーツが一番面倒なのでギーツ/英寿を分裂、吸収、利用とやり方はかなりしっかりしてるなと思いました。あんな遊んでそうなのに。

ただ運・力・知恵を取り込むも、残った英寿を残りカスと称し放置してXギーツレイズバックルを作成。

残りカスはほっといても問題ないので多分これが一番早いと思います。・・・しかしこの判断が今回の記録を大きく狂わせることに・・・・。

 

 

クロスギーツは飄々としてネーミングもちょっとフザけた雰囲気を持ち合わせているのにバッファを、ブジンソードタイクーンをしっかりがっしり対応できるほどの強さで、かなり圧倒的な印象がありましたね。本編中だとブジンソードはやべぇ強さを持ってる印象しかないので。まぁやられっぱなしじゃなくてちゃんと攻撃入れられてたけどね。

 

武器はなんだこれ!!この無双セイバーみたいなやつは!!って思ってたけど普通にギーツバスターQB9のリデコでしたね。というかこの武器あまり本編で使ってる印象無いの何で・・・・?

 

最後こそ、ギーツワンネスに負けましたが一回世界滅亡を成したからこそ、異様に強い印象だけ残ったクロスギーツ、すごいぜ。

 

 

 

 

仮面ライダーガッチャード!!

さてさて来ました新ヒーロー!!

まさか公開1週間前に情報が出るとは思わなんだ・・・。

 

2枚のカードをガッチャさせて変身するライダー!ガッチャード!

 

映画では苦戦しているケイロウの元へド派手に登場!

スチームライナーに乗って、ケイロウを悪者と判断するもホッパー1の説明により、戦いに加勢してくれる!

あくまで変身アイテムくらいに思っていたのでこうやって意思疎通とかできるんだ~~!!って感動してしまった。そっか、ケミーは人口生命体だからそういうこともできるか・・!

 

変身してゴリゴリ戦う感じもすごくよくて、錬金術師らしく(?)鉄骨をぐにゃぐにゃにまげてジャマトたちに巻き付けて叩きつけて、ってすごく自由奔放に戦ってるように見えました。

 

主人公が高校生だからかなんだか如月弦太朗を感じてしまう行くぜ行くぜ感(?)。

素直そうな感じも好き。

ドライバーもライドケミートレカも放送前にしっかり発売するのすごいな・・。もう遊びつくしちゃうぞ・・・?

これからの1年が非常に楽しみ。

去年のギーツもカッコよかったし、あの感じで本編ずっと駆け抜けてきたギーツすげえな・・・。

 

 

 

 

 

映画 王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘヴン

 

いやこれ・・・すごい良かった・・・。

なんというか要素の回収というか映画だけど本編の延長線上である話というか、もう本編でやっても良くないか・・?って思ってしまったほど。

 

 

過去の清算

死後の国 ハーカバーカに行くことによって死んだ者・過去に向き合うことになるキングオージャーの面々。

ギラは初代国王と対峙して~ってことがあるんですけど、他のメンバーは何してるんだろうと思ったらそういう落としどころ(?)があったか・・!ってなった。

まぁヤンマ総長はひたすら脱出のための手立てを探してましたけどね。ああいうブレないところ、マジかっけぇっすヤンマくん!!ギラのガチオタの立ち位置も好き(?)。

 

というかここでヒメノを両親と、リタを裁いてきた罪人と向き合わせるのすごくない??

メインストーリーはそれこそ、ギラとデボニカ、初代国王を復活させないというところにあるんでしょうけど、そのサブとして彼女たちの過去の清算を行うのホンマ・・。

 

ヒメノ嬢は過去の一件をかなり根に持ってるし、ご両親のことが大好きなのが本編でも伝わってくるのでここはどうするんだろうと思っていたらけっこうしっかり断れるんだなと。まぁ自分の描いてる両親がしない発言してきたらそれは「違うな」ってなるし、そうだとしてもちゃんとお別れが言えるもんなぁと。

ヒメノの強さを見た。

 

リタに関しても意外と裁いた者への思いがあるというか、ヤンマ総長の言葉を借りると「裁判長がお化けを怖いとは」でしたね。

人を裁くって簡単じゃないことだよなと裁判長リタとしての苦悩が目で見て分かるのと、それでも絶対中立を唱え続けたリタの裁きは間違いではなく、むしろ感謝され好かれている(?)ことも分かりました。もうここで出てくるモルフォーニャちゃん好きすぎるのよ。あの感じで素晴らしいコンビ感本当にすこ。

 

トウフとカグラギに関してはなんとなく話がつかめなかったというか・・。

雛形あきこさんも変身するのかと思ったわよ・・。ここに関してはまだカグラギが明かしてない話があるのかなとか・・。

ただ過去のやり方に異を唱えてカグラギが思う正しさで今のトウフを治めているなら多分間違っていないんだろうなと思いましたね。あと黒子が強い。

 

 

ギラも初代国王のやり方に異を唱えていて。あれは仮にデボニカじゃなくてもああしてたんだろうし、彼はトロッコ問題を全員救うタイプだなーと思いながら見ていた。

冒頭にジェラミーに聞かれてた「お前さんは王になって何がしたいんだい」はここに集約されてるのかなと。

ここのシーンで「正義のためならば 犠牲にするなんて そんな言葉知らない」とJust Us Justiceの歌詞を思い出してちょっと泣いてた。「誰かのヴィランもきっと誰かの光」でもある。それはむしろ邪悪の王側かもしれないけど。

 

 

 

デボニカ/佐倉綾音よ・・・

今作のキーキャラクターの1人となるデボニカ。演じるのは声優の佐倉綾音さん。

発表されたときにCVとかじゃなくてあやねる本人!!??ってなりましたね。そんあことある?????

 

ハーカバーカの案内人、というだけで不意に登場するキャラクターかと思っていたらまさかのシュゴッダムの孤児院出身、ギラと顔なじみというところで驚きましたね。

 

でもこの2人の感じ、すげー良かったなぁ・・。

ギラがなんの疑いもなく久々の再開に喜ぶ感じと、デボニカは思想のままに動いてるもギラに揺さぶられちゃって・・って感じとか。

個人的には王冠を「王よ、受け取ってください!」ってぶん投げた先がギラだった時にウワアアアアアアアア!!!!!って7なっちゃった。あそこ大好き。

誕生日ケーキもギラは「ネズミに食べられちゃった」って言ってたけど、デボニカが「あんな甘いケーキ」って言ってたのに何も言ってなかったのを見ると多分気づいてたのかなぁ・・。行き先がハーカバーカだったとは知らずとも。

 

 

そんなデボニカなんですけど、やっぱこの話も本編でやっても良くない・・?

全然本編筋に絡んできても違和感のない立ち位置では・・・?

ハーカバーカの案内人って立ち位置だと新国王の戴冠式にしか出てこれなくなるけど、映画の最後を見るに、普通にシュゴッダムに戻ってこれた(?)っぽいし。

声優が歌いながら敵の立ち位置にいるも憎めない感じ、めちゃくちゃキャンデリラ/戸松遥さんですね。・・ところでキョウリュウジャーが10周年を迎えるらしいですよ・・?マジ?

 

で、個人的な話であやねるがまぁ可愛いこと可愛いこと。

敵組織の生身の女幹部みたいな感じに見えながらもギラと関りがあったころのデボニカという少女、という見え方もするようでなんなら終始悪者に見えないまであった。・・というかそれは声優 佐倉綾音で見すぎなのでは???

終盤とかに本編にも出てきてくれないかなぁ。多分ギラが遊んだりしてることは面識ありそうだし、ハーカバーカに縛られる理由が無いのなら・・。

 

 

 

好き要素

あとはなんか書いておきたいことなんですけど、ジェラミーがすげえ好き。

戦隊の夏映画って追加戦士がほとんど活躍がないイメージで、まぁ例に漏れずジェラミーも大した活躍がないどころか、ヤンマ総長の腰に糸つけといて最終決戦でひょろひょろ合流してきて、いやお前どこにおったの????って思っていたら「昔から蜘蛛の糸ってのは地獄に繋がっていて~」とか言い出すからいやーーーお前芥川龍之介も読んでるんだーー!!こういうとこでそういう文脈持ってくるなよーーー好きーー!!ってなってた(オタク特有の早口)(ここまで一息)。

 

もう一つ書いておきたいこととして戦隊特有の全員の力を合わせて超必殺技ドーン!!に近いことを最後にやっててこれキングオージャーにもあるんかい!!!!!ってなってた。実際は連続攻撃に近いんだろうけど構図がそんな感じだったのでここ熱かった。

王の力を集結して放つ攻撃、見たくない?????

 

 

 

 

 

 

ということで映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐/王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘヴンの感想記事でした。

 

 

個人的には今回の夏映画、非常に満足したというか色々な要素の回収の仕方というか映画に持って行くやり方が上手くて見ごたえがあったなぁと思いましたね。

キングオージャーも本編中の一幕(23話後)だったということが分かって納得の内容。

ギーツも英寿の強さやオーディエンスの立ち位置や応援の思いなど、良い感じで描かれているなぁと思いました。

 

第二弾の入場者特典欲しさにもう1回観に行くかもしれない・・。

もし観に行って気づいたことがあったらしれっと追記しておきます。しないかもしれない。

 

 

そして仮面ライダーガッチャード!

これから放送までにどんどんと出ていくであろう情報、そしてストーリーなど非常に楽しみです。

冬映画でギーツ×ガッチャードがあるのか、こちらも楽しみです。

 

 

では、また。

 

 

 

戦隊・ライダー関連の過去記事はこちら↓

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